2017年01月12日
帝人と関大「電圧組紐」ウエラブル展に出展
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:帝人

帝人と関西大学は12日、両者共同で世界初開発したウェアラブルセンサー「圧電組紐」を1月18日ー20日東京ビッグサイトで開催される「第3回ウェアラブルEXPO」に出展、紹介すると発表した。

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帝人は昨年、関西大学の田實佳郎教授(システム理工学部)らと共同で、ポリ乳酸繊維を使用し組紐状にしたウェアラブルセンサー「電圧組紐」を開発したと発表した。柔軟で屈曲性があるため、さまざまな太さや長さ、形状に調節することができる。また、低ノイズ、高感度、はんだ付けが不要で、小型コネクタで容易に機器と接続することができるなどの特長を有し、一般産業用センサーとして幅広い用途での使用が期待される。

今後、用途開発にあたっては、帝人フロンティアが中心となり衣料・産業資材製品向けに強力に市場展開していく方針だ。