2000年08月24日 |
ナフサのスポット相場、依然高値が続く |
C&Fジャパンの中値は3日連続で300ドル |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:昭和電工、丸善石油化学 |
エチレンセンター各社の調べによると、石油化学用ナフサの国際スポット相場は今週に入っても依然強含みで推移している。C&Fジャパンの中値は、21日いらい3日連続でトンあたり300ドル超えとなっている。 最大の要因は、世界的な石油製品の在庫不足を睨んだ投機筋の買い注文によって原油のスポット相場が騰勢を続けている点にある。また、クウェートの石油精製プラントの事故の復旧作業が大きく遅れていることも少なからず作用している。 当面の見通しについては、「9月10日のOPECの総会で大幅な原油の増産が決められない限り300ドルを大きく割り込むことにはならない」(昭和電工、丸善石油化学など)と見る向きが関係筋の多くを占めている。 |