2017年01月24日
千葉大、インフルエンザ予防マスク新開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:三井化学

千葉大学は24日、千葉大学大学院医学研究院の並木隆雄准教授の研究グループが、インフルエンザの発症を未然に防ぐ効果があると注目されているシナモンを使用したマスクを開発したと発表した。今後、マスクの安全性や早期実用化に向けた研究を常磐植物化学研究所(本社:千葉県佐倉市、立崎仁社長)、三井化学ファイン(本社:東京都中央区、高橋賢作社長)などとの産学連携により進めていく方針だ。

開発したマスクには漢方薬にも含まれる桂皮(シナモン)を使用しているのが特徴。シナモンの成分「シンナムアルデヒド」を鼻や口から吸入することで、インフルエンザ感染症に対して高い予防効果を発揮するとしている。