2017年01月25日
中外製薬、エリア戦略展開へ組織改正、4月実施
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:中外製薬

中外製薬は、地域ごとの医療供給体制の変化やニーズの多様化に対応する新たなソリューション供給体制を確立するため2017年4月1日付で営業本部・医薬安全性本部の組織改正を行う。

■営業本部 :現在の11支店を都道府県単位の活動を基本とする36支店に細分化し、新たにこれらをとりまとめる7統括支店を設置する。36支店は、きめ細かな対応をしていくため、オンコロジー・プライマリー領域全ての製品を取り扱う。これに伴い両ユニット下の現行営業部を廃止する。
各統括支店には企画、人事総務、学術教育、流通推進機能を有するエリア戦略推進部を設置する。現支店の業務推進室、流通推進室は廃止する。

■医薬安全性本部 :治験および市販後安全性事業のシームレスな活用体制を構築し、各エリアの顧客とのダイレクトコミュニケーションを実現するため、安全性コミュニケーション部を新設する。また疫学・ICT等の先端技術を用いた情報創出力強化のため、ファーマコビジランス(PV)部、および安全性データマネジメント部の機能を再編し、PVサイエンス部と安全性リアルワールドデータサイエンス部を新設する。