2017年01月31日
経産省、12月の鉱工業指数「生産は持ち直し」
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:経済産業省

経済産業省が31日発表した、12月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は、生産が前月比0.5%上昇の100.4、出荷は0.3%低下の99.0だった。

製造工業生産予測調査によると、1月(前年比3.0%)、2月(同0.8%)とも上昇を予測している。
基調判断はの前月の「生産は持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。

生産が上昇した業種は全15業種のうち12業種で、上昇率1位は自動車(輸送機械工業)だった。化学工業は2位(前月比1.8%増、前年同月比4.1%増)プラスチック製品工業は11位だった。

化学工業(除、医薬品)は、生産が前月比1.8%上昇の99.7、出荷は1.0%上昇の97.6、在庫1.3%低下の102.5、在庫率は0.2低下の106.5だった。生産は2カ月連続、出荷は4カ月連続のプラスとなった。

プラスチック製品工業は、生産が前月比0.2上昇の101.1、出荷1.2%上昇の100.5と2010年水準まで回復した。在庫は0.7%低下の107.3、在庫率は0.3%上昇の108.2だった。生産、出荷とも3カ月連続のプラス。