2017年01月31日
武田、米Exelixis社の新規がん治療薬の独占権取得
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:武田薬品工業

武田薬品工業は31日、米Exelixis社(本社:カリフォルニア州)と、同社の新規がん治療薬「cabozantinib」についてライセンス契約を締結し日本における独占的開発・販売権を取得したと発表した。

同剤はすでに米国やEUで進行性腎細胞がんの治療薬として販売されている。今回のライセンス契約により武田薬品は日本における進行性腎細胞がんをはじめ適用拡大を含めた独占的な開発権および販売権を有することになる。

今回契約締結に伴いExelixis社は武田薬品から契約一時金として5000万米ドルのほか臨床開発、承認申請、販売の各段階で計9500万米ドルの対価を受け取る。また売り上げに応じてロイヤリティを取得する。