2017年02月01日
積水化学、管路工事子会社の株式81%を譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:積水化学工業

積水化学工業は1日、管路更生事業中心の100%子会社、日本ノーディッグテクノロジー(本社:東京都千代田区、藤井重樹社長、NNT)の全株式のうち81%を土木工事専業のヒロセ(本社:東京都江東区、廣瀬太一社長)に譲渡したと発表した。

NTTは1994年の設立。積水化学は1995年にNTT株式の25%を取得(2000年に全株式取得)した。その後、NTTは積水化学の直営工事会社として、非開削による管路更生工法「SPR法」などによる管路更生事業の拡大に取り組んできた。

積水化学は今回、NNT事業とのシナジーが見込めることから、NNTの一部株式をヒロセに譲渡した。なおNNT株の一部は保有し「管路更生技術の改良・開発」および「全国の管路更生事業の施工パートナーへの技術支援」などの面で協力関係を継続していく考えだ。