2017年02月02日
旭化成、延岡・再生セルロース不織布増設設備が稼働
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:旭化成

旭化成葉日、宮崎県延岡市の旧エステル工場跡地で進めていた再生セルロース長繊維不織布「ベンリーゼ」(商品名)の増設設備が完成し、1日から商業運転を開始したと発表した。増設設備は年産1500トン能力。

「ベンリーゼ」はコットンリンター(綿花を包むうぶ毛状繊維)を原料とする世界唯一の再生セルロース(キュプラ)長繊維不織布で、スキンケア、メディカル、工業・産業用ワイパー、家庭用品など幅広い用途に向けて国内外で販売展開中だが、さらに需要拡大が見込まれることから増設を決めた。