2017年02月06日 |
大阪工大、全国6会場で「ロボットビジネス・スクール」 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEDO |
NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)と大阪工業大学は6日、ロボット社会実現に向けて人材育成を図ろうと、4月から「ロボットサービス・ビジネススクール」を全国6会場(東京、名古屋、大阪、福島、つくば、徳島)で開催すると発表した。 わが国は、少子高齢化や産業空洞化、人手不足などの課題解決にロボット技術の活用が不可欠だが、ロボットビジネスを新規に立ち上げる人材や企業が不足しているのが現状だ。新たに開設するスクールは今年4月、大阪工大梅田キャンパスに開設する「ロボティクス&デザインセンター(RDC)」を拠点として展開する。ロボットビジネス創出に必要な「デザイン思考」「テクノロジー」「技術経営(MOT)」に関する講義と少人数による学習形式のワークショップを全国6会場で開催する。 地域ごとに特色あるテーマを持たせる。例えば東京はサービスロボット、名古屋はパーソナルモビリティ、大阪は医療福祉ロボット、福島はドローン、つくばはRTミドルウェア、徳島はロボットによる地域活性化をテーマに選ぶ予定だ。各地で生まれたアイデアがイノベーションとして新規の事業化や起業につながるよう支援していく方針だ。 |