2017年02月07日 |
日化協LRI委託研究、東大、横浜国大など4件採択 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:日本化学工業協会、東京大学、横浜国立大学 |
日本化学工業協会は7日、LRIによる2017年度新規委託研究課題として、指定課題1件と公募課題3件、計4件の採択を決めたと発表した。公募課題は応募のあった29件の中から選んだ。3月から研究開始する。LRIの委託研究課題は前年度からの継続課題11件と合わせて15件になった。 ■採択された2017年度委託研究課題 <指定課題> ◇「ディープフェノタイビング法に基づく化学物質の生物作用分析システムの開発」 ・東京大学大学院 薬学系研究科 :楠原洋之教授 <公募課題> ◇「In vitro全身毒性試験チップデバイスの開発」 ・横浜国立大学 工学研究院 細胞組織工学研究室 :福田淳二准教授 ◇「血中ofDNAを用いた化学物質ばく露影響を全身的に予測するスクリーニング法の開発と胎児期ばく露影響予測への応用」 ・群馬大学大学院 医学系研究科 医科学専攻応用生理学分野 :宮崎 航講師 ◇「機序に基づくカーボンナノマテリアルの有害性と発がんリスク評価法の確立」 ・名古屋市立大学 津田特任教授研究室 :津田洋幸特任教授 <用語の解説> ■LRIとは :Long-range Research Initiativeの略。「化学物質が人の健康や環境に及ぼす影響に関する研究の長期的支援活動」をいう。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1486440498.pdf |