2000年08月23日 |
米ユニベーション、リオ・ポリメーロス向けポリエチレン設備のエンジ業務開始 |
ユニポールプロセスとメタロセン触媒技術EXXPOL採用/2004年稼動 |
【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:エクソンモービル |
ユニオンカーバイドとエクソンモービルの技術ライセンス合弁会社であるユニベーション・テクノロジーズはこのほど、ブラジルのリオ・ポリメーロスが進めているポリエチレン設備のエンジニアリング業務を開始した、と発表した。 この新設備は、2系列年産54万トンの生産能力を有し、ユニポールプロセスとメタロセン触媒技術EXXPOLを採用、2004年の稼動を予定しており、このほどブラジル政府の認可を取得した。 リオ・ポリメーロス常務のVilla氏は、「EXXPOLを用いた高性能のポリエチレンを含む広範なポリエチレンを生産することにより、ラテンアメリカ市場のリーダーとなることに期待している」と語った。 なおリオ・ポリメーロスは、ブラジルのUnipar-Uniao de Industrias Petroquimicas SA傘下の企業。またユニポールプロセスを採用したポリエチレン設備は、世界25カ国以上、84基にのぼり、合計生産能力は年産1,200万トンを超えている。 |