2017年02月14日
1月のPS国内出荷、前年比2%増 3カ月連続プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:日本スチレン工業会

日本スチレン工業会は14日、ポリスチレン(PS)とスチレンモノマー(SM)の1月生産・出荷実績を発表した。PSの生産は、ほぼ前年並みで昨年10月以降の堅調を維持したほか、国内出荷も3カ月連続の前年比プラスとなり、好調な動きが続いている。

PSの生産は5万9713トン、前年同月比99%と横ばいで、昨年10月以降の堅調な生産が続いている。国内出荷は5万1512トン、同2%増で3カ月連続の前年比プラスとなった。用途別にみると主力の包装用が同99%、フォームスチレン(FS)用が同100%で前年並みとなったものの、電機・工業用が同9%増、雑貨・産業用が同10%増となった。輸出は1258トンで同13%減となった結果、出荷計では5万2770トン、同2%増となった。

一方、SMの生産は1プラント(年産能力32万トン)定修の影響で19万1192トン、同8%減となった。国内出荷は13万2817トン、同3%増でここ1年の中で最も高いものとなった。輸出は4万8618トン、同29%減となった。この結果、出荷合計は18万1435トン、同8%減となった。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1487049533.pdf