2017年02月16日
デンカ、糸魚川に新規水力発電所建設
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:デンカ

デンカは北陸電力と共同出資(折半)の黒部川電力(本社:東京都港区)が新潟県糸魚川市の姫川流域に「新姫川第六発電所」の建設を決めたと15日発表した。姫川水系の豊富な河川水を有効活用する。既設の姫川第六発電所に隣接して建設する。最大出力27,500Kw、年間約8,500万Kwhの発電量を見込む。2018年に着工し、2022年4月から送電開始の予定。

デンカは現在、青海工場(新潟県糸魚川市)の近隣15カ所に流れ込み式水力発電所(最大出力:約11万Kw)を保有するほか、2019年11月の送電開始をめざし「新青海川発電所」(最大出力:約8000Kw)を建設中だ。クリーンエネルギーの利用拡大を通して、低炭素社会実現に貢献するとしている。