2017年02月20日
1月の可塑剤好調、国内出荷全品目プラス
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:可塑剤工業会

可塑剤工業会が発表した1月の需給実績によると、フタル酸系、アジピン酸系とも堅調で、ことにフタル酸系の国内出荷はDOP、DINPなど全品目前年比プラスだった。「塩ビ樹脂と一体で伸びている感じです。塩ビ各社は東京オリンピックを控えて先行き明るいようでそす。可塑剤も期待しているところです」と業界では言っている。

【1月の可塑剤需給実績】(単位:トン)カッコ内は前年同月比%

<生産>
■フタル酸系
◇合計    19,430 (99.3)
・DOP     9,014(72.4)
・DBP      53(79.1)
・DIDP      0(ー)
・DINP   10,033(146.8)
・その他    330(163.4)
■アジピン酸系
◇生産計   1,354(98.8)

<出荷(国内)>
■フタル酸系
◇合計    19,141 (120.1)
・DOP     10,294(111.9)
・DBP       72(107.5)
・DIDP      236(112.9)
・DINP      7,71(131.7)
・その他     778(136.7)
■アジピン酸系
◇出荷計   1,394 (100.1)