2017年02月24日 |
JXエネと東燃ゼネ、原油処理能力を削減 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:東燃ゼネラル石油、JXエネルギー |
今年4月に経営統合するJXエネルギーと東燃ゼネラル石油の両社は24日、それぞれ原油処理能力の削減を実施すると発表した。グループの最適な生産設備構成を実現し、更なる競争力強化を図るのが狙い。17年3月末をめどに実施する ■JX エネルギー 国内7製油所のうち水島、麻里布、鹿島3製油所の原油処理能力を2017年3月末を限りに削減する。 削減量は合わせて14万3000バレル/日。企業グループの原油処理能力は130万3000バレル/日となる。 <製油所別能力と削減量> :16年3月末(削減前)と( )17年3月末(削減後)能力:千バレル/日 ◇水島製油所 380(320) ◇麻里布製油所 127(120) ◇鹿島製油所 274(197) ◇3製油所合計 781(673) ■東燃ゼネラル石油 川崎、千葉、堺、和歌山の4製油所で計7万1500バレル/日の常圧蒸留装置(公称能力)削減を行う。 <製油所別能力> 変更前と( )内な変更後能力:千バレル/日 ◇川崎 258(235) ◇千葉 152(129) ◇堺 156(135) ◇和歌山 132(127.5) ◇合計 698(626.5) |