2017年02月27日
田辺三菱、多発性硬化症経口薬「大河内記念技術賞」
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:田辺三菱製薬

田辺三菱製薬は27日、「多発性硬化症経口治療薬フィンゴリモド塩酸塩の創製」で「第63回大河内記念技術賞」を受賞したと発表した。授賞式は3月24日に東京・丸の内の日本工業倶楽部会館で行われる。

フィンゴリモド塩酸塩は、田辺三菱製薬と、京都大学薬学部、三井製糖(旧台糖)の共同研究によって見出された冬虫夏草由来の天然物をもとに開発した世界初の免疫調整薬。多発性硬化症の治療薬として、日米欧を含めた世界80カ国以上で約15万人の患者に使用されてる。