Mitsui Hygiene Materials (Thailand) の外観

三井化学は28日、タイに建設していた紙おむつ向け「通気性フィルム」増設設備が完成し、本格稼働を開始したと発表した。アジア市場での需要増大に対応するため、100％現地法人Mitsui Hygiene Materials(Thailand)社がタイ・ラヨン県の工業団地に建設していた。
完成したのは年産4,200トン設備。増設前の6,700トンと合わせ、生産能力は10,900トン/年に拡大した。
商品名「エスポアール」。肌触りや吸水性、通気性などのほか、印刷特性に優れるなどの特長を持つ。東南アジアでは人口の増加や経済成長に伴い、衛生材料の需要が急拡大している。同社はさらに事業強化を図り東・東南アジア市場でトップクラスの地位を築いていく方針だ。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1488268620.pdf

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