2017年03月06日
特許庁「地域ブランド・登録599件」紹介
【カテゴリー】:行政/団体
【関連企業・団体】:特許庁

特許庁は6日、「地域ブランド」の保護と地域産業強化を支援するため、2016年末までに「地域団体商標制度」に登録された「有田みかん」など598件を紹介した冊子「地域団体商標事例集2017」を作成したと発表した。

地域と製品・サービスを組み合わせて商標登録することで、事業者の信用や地域経済活性化につなげようというシステムで2006年に創設し10周年を迎えた。今年3月6日時点で、海外も含めて601件を登録した。

登録の内訳をみると、「登録の多い分野」では(1)工芸品・鞄、器など(2)食肉類(3)織物、布製品ーの順だった。また「地域別」では、京都府が62件で最多。兵庫県(59件)、岐阜県(29件)が続いた。
登録をどのように取得し活用したかの事例として、兵庫県の「神戸ビーフ」など13事例を紹介した。

同事例集は、特許庁HPからダウンロードできる。
冊子希望者は、各経済産業局特許室または特許庁商標課で受け付けている。