2017年03月10日 |
理研と東芝など3社、人工知能技術研究へ連携センター |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:NEC |
理化学研究所(理研)は10日、人工知能技術の開発を促進するため、東芝、日本電気(NEC)、富士通の各社とそれぞれ4月1日付で革新知能統合研究センター(理研API)内に連携センターを設置すると発表した。 理研APIが持つ人工知能分野の最新知見と、各社保有の開発経験を融合し、基盤技術の開発から社会実装まで一貫した研究に取り組む。期間は2017年4月~22年3月の予定。 理研APIは2016年4月、文科省「人工知能/ビッグデーター/サイバーセキュリティ統合プロジェクト」の研究開発拠点として設置された。東芝など3社とは具体的な研究テーマや研究体制などについて協議してきた。その結果、3社それぞれが連携センターを設置し、自社のソリューションを対象に研究していくことで合意した。倫理的・法的・社会的問題など、人工知能普及に伴い生じるとされる社会的課題についても研究対象としていく方針だ。 |