2017年03月13日
東レ、仏サフラン社と航空機エンジン用複合材で長契
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:東レ

東レは13日、フランスのサフラン社(本社:パリ)との間で、同社が今後航空機エンジン用途向けに使用する複合材(炭素繊維など)について、10年間にわたる長期供給基本契約を締結したと発表した。

サフラン社は、フランスの防衛・航空・通信分野の複合企業体で、傘下の中核企業には航空機のエンジンを製造するSafran Aircraft Engines社などがるほか、米国GEグループと合弁の小型航空機向けエンジン製造会社を有している。

東レは、長期供給契約に基づき、サフラン社に炭素繊維の供給だけでなく、プリプレグなど多種多様な複合材の提案を通して、サフラン社の競争力強化に貢献し、需要拡大をサポートしていく方針だ。