2017年03月16日 |
第2回「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ」開催 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省は15日、2回目となる「日・サウジ・ビジョン2030共同グループ」を14日に開催し、日本側から世耕経済産業大臣、サウジ側からファキーフ経済企画大臣が出席して、前日に首脳間で合意された「「日・サウジ・ビジョン2030」を着実に実施するための討議を行い、政府間協力についての覚書を交換したと発表した。 世耕経済産業大臣は、ビジネス環境の改善に関し、民間企業からビジネスの実態に基づいた具体的な要望や問題提起を両国で協力して解決していくことの重要性を指摘した。その一環として経済改革特区(Enabler Showcase Zone:ESZ)構想の具体化を提案した。さらに同ビジョンの実施体制について、既存の5つのサブグループに加え、横断的な課題を議論するための「Enablerサブグループ」および東京とリヤド双方に「日・サウジ・ビジョン・オフィス」を早急に開設したいと提案した。 また同会合では、経済産業省とサウジ商業投資省間の貿易投資分野での協力覚書、経済産業省およびサウジ環境・水・農業省間の海水淡水化及び再生水に関する協力覚書、国際協力機構とサウジ労働社会発展省の社会発展に係る協力覚書の交換式が行われた。 |