2017年03月16日 |
住友精化、高吸水性樹脂 特許係争で判決 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:住友精化 |
住友精化(本社:大阪市中央区、上田雄介社長)は16日、紙おむつ原料の高吸水性樹脂をめぐる日本触媒との特許係争問題で、同日、知的財産高等裁判所から日本触媒特許の有効性を認めるとした特許庁の原審決を取り消すとする判決が下されたと発表した。 住友精化は特許庁に対して、日本触媒が保有する高吸水性樹脂を紙おむつに使用することに関する特許を無効と主張し審判請求していたが、2015年11月、同庁から同特許を有効性を認める審決が出た。このため住友精化はこれを不服として知的財産高等裁判所に原審決の取り消しを求める訴えを起こしていた。 特許庁は、今回の知的財産高等裁判所の訴訟判決を受け、改めて日本触媒が有する特許の有効性について審決を行うことになった。 ニュースリリース https://www.sumitomoseika.co.jp/upImage/whatsNew/1489651044_087611200.pdf |