2017年03月23日 |
味の素、本社・工場など国内使用電力 100%グリーン化 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:味の素 |
味の素は22日、再生可能エネルギー比率の拡大に向け、本社・国内営業拠点などの全使用電力を対象に「グリーン電力証書」の購入契約を日本自然エネルギー(本社:東京都品川区、寺腰優社長)と締結したと発表した。 サトウキビの搾りかすなどバイオマス発電由来の再生可能エネルギーを使用した「グリーン電力証書」の購入により、味の素グループが使用する電力は、2017年度からすべてグリーン電力となる。これによるCO2排出削減量は味の素グループの削減量として算出される。 味の素は、「温室効果ガスの削減」を経営目標に掲げ、グループ全体の再生可能エネルギー比率を2020年度に20%、30年度には50%に高めることを目指してきた。同社は海外事業拠点ではブラジル、タイ、ベトナムでサトウキビの搾りかすなどを燃料としたバイオマス発電を推進しており、同社グループ全体の再生可能エネルギー比率は2016年9月時点で19%になった。ただ国内では使用が少ないため「グリーン電力証書」の購入を決めた。これにより本社・研修センター・国内の営業拠点5支社・沖縄味の素・北海道味の素での年間使用電力(410万kw時)の100%グリーン化が実現する。 |