2000年08月17日
石化協まとめ7月の主要石化製品生産、定修なく多くの製品が増産に転じる
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:塩ビ工業・環境協会、石油化学工業協会

 石油化学工業協会は17日、主要石油化学製品の7月生産実績をまとめた。
 6月には2社3工場でエチレン設備の定修が実施されたが、7月は全くなく、設備稼働率(試算)は前月の98.4%から98.5%と1ポイント上昇した。この結果、生産量は67万7,600トンと前月比17.4%、前年同月比で12.9%増加した。
 その他の製品も、エチレン定修がなかったことから、前月比で合成ゴムが微減、前年同月比でPS(ポリスチレン)、BR(ブタジエン・ゴム)、キシレンがマイナスとなったほかは、全般的に増産に転じた。
 なお、2000年7月実績は別表の通り。このほか塩ビの実績は29日に塩ビ工業・環境協会から発表される。

http://www.c-nt.co.jp/data/jpca/200007p.html">2000年7月主要石化製品生産実績(表)