2017年03月27日

日本ゼオン、マイクロ流路チップなど受託事業化

【カテゴリー】：新製品/新技術 【関連企業・団体】：日本ゼオン

日本ゼオンは27日、熱可塑性透明樹脂シクロオレフィンポリマー ZEONEX、ZEONORを用いたマイクロ流路チップ製品を中心に試作受託サービス事業を開始したと発表した。 マイクロ流路チップ製品は主に創薬や検査・診断分野で使用されるが、人口の高齢化などから市場拡大が進み、近年は高速・高感度で検出できるデバイスへの要求が高まっている。 このため同社は新たにZEONEX、ZEONORを使用した樹脂製マイクロ流路チップなどの試作品の成形加工受託事業に取り組む。基板の成形から流路切削加工、接合までワンストップで受託することで、低コスト・短納期・小ロットでのサンプル製作を実現する。また、用途に応じで最適グレードやデザインを提案するなど、樹脂メーカーとしての強みを生かしていく方針だ。 日本ゼオン：WEBサイト http://www.zeon.co.jp/business/enterprise/speplast/oss.html ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1490583264.pdf