2017年03月27日 |
京大など、強皮症の新規関連2遺伝子発見 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:京都大学 |
京都大学は27日、寺尾知可史・特定助教(学際融合センター)らの研究グループが、米国ハーバート大学、日本医科大学などと共同で、強皮症患者・対照群合わせて1・9万人のDNAを解析した結果、新規関連遺伝子を二つ発見したと発表した。 強皮症は、皮膚及び血管・臓器の線維化・硬化をきたす疾患で、白血球が自分自身を攻撃する自己免疫が関わると考えられているが、まだ解明されていない。患者は世界中に存在しており、日本での患者数は約2万5000人と推定され、厚労省から特定疾患治療研究事業対象疾患に指定されている。 この研究成果は、3月17日に「Annals of the Rheumatic Diseases」に掲載された。 |