完成した「i Cube」

ダイセルは28日、新事業創出を加速するため、4月1日付で兵庫県姫路市の総合研究所と姫路技術本社の組織を集約し、「イノベーション・パーク」として新発足すると発表した。また4月3日からはその中核として総合研究所わきに新設した新執務棟「アイ・キューブ（iCube）」が業務を開始する。

＜イノベーション・パーク＞
網干工場に隣接する総合研究所と姫路技術本社を一つのサイトに集約し、他の工場や事業所からもスタッフを集めて“オール・ダイセル”で新製品や革新的プロセスの開発に取り組む。同社の新事業創出の中核拠点とする。周辺地域の環境を整備し公園化する。

＜アイ・キューブ＞
総合研究所に隣接して新棟を完成した。5階建て延べ床面積5700平方メートル。研究開発、生産技術、エンジニアリング、環境・安全などの技術スタッフが同じ執務室に集まり、社内の関連部門や協力会社と協業できる施設として活用する。国内外の企業、研究者らと共同研究できるオープンラボ設備も整えた。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1490683772.docx

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