2017年03月29日 |
特許庁「商標審査基準」分かりやすく大幅改訂 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:特許庁 |
特許庁は28日、商標審査の予見可能性を向上させ、ユーザーにより利用しやすいものとするため「商標審査基準」の内容及び構成の大幅見直しを実施したと発表した。見直しは昨年に続き2年連続。改訂基準は今年4月以降の審査に適用される。 「商標審査基準」は、商標審査実務における商標法の適用について基本的な考え方(解釈・運用等)をまとめたもので、審査の指針としての位置付けに加え、出願人や代理人が特許庁の審査実務に関する理解を深めるために広く利用されている。1971年の初版発行以来、これまで審査基準全体にわたる見直しは十分に行われていなかった。同庁では産構審知的財産分科会商標制度小委員会での議論を踏まえ、次のような点を改訂した。 (1)内容面の観点から各条項の用語の定義、解説および事例を追加した。 (2)構成面の観点からは、各項目に係る見出しの追加や用語の統一などを図った。 |