2017年03月30日
昭和電工、タイ飲料大手とアルミ缶合弁事業化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:昭和電工、昭和アルミニウム缶

昭和電工と連結子会社の昭和アルミニウム缶(本社:東京都品川区、田代泰社長)は30日、タイの大手飲料メーカー、カラバオ社とアルミ缶の製造、販売を行う合弁会社を設立することで合意し、29日、調印式を行ったと発表した。

カラバオ社はタイのエナジードリンク市場でシェア2位の大手飲料メーカー。東南アジアや英国を中心に事業を拡大中で高品質なアルミ缶の安定供給体制構築を目指している。また、昭和アルミニウム缶は2014年、ベトナム北部のアルミ缶メーカー、ハナキャン社を子会社化し、同国中部にも第2工場建設を決めるなどベトナムでの販売を順調に伸ばしてきた。海外事業をさらに拡大するためベトナムに続く新興国市場への参入を検討していた。

新会社は2017年4月に設立の予定。社名は未定だが資本金7億タイバーツで出資構成はカラバオ社74%、昭和アルミニウム缶24%、昭和電工2%とし、バンコク郊外に製造販売拠点を設置する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1490848950.pdf