2000年08月16日
GEプラスチックス、2002年にスペインのPCを倍増設
トータル26万トン体制に~フォスター・ウィラーが受注
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品
【関連企業・団体】:なし

 米GEプラスチックスは、2002年をめどにスペイン・カルタヘナにおいて、総額4億8,000万ドルを投じてPC(ポリカーボネート)の生産能力を倍増する。米国現地時間の15日、フォスター・ウィラーのスペイン子会社であるフォスター・ウィラー・イベリアが、同プロジェクトの受注を発表したもので、完成によりGEプラスチックスのスペインにおける生産能力は年産26万トンに拡大する。
 GEプラスチックスは世界最大のPCメーカーであり、1998年末にカルタヘナにおいて年産13万トン設備を建設、昨年から稼動を開始している。今回の計画は、既存設備のコピープラントを建設するもので、前回同様フォスター・ウィラーが受注したもの。役務範囲は機器調達および施工管理で、2002年の完成を予定している。
 なおGEのジャック・ウェルチ会長は、スペインの計画については第3期があることを示唆しており、さらに13万トンの増設を検討していると見られている。

<参考>※http://www.c-nt.co.jp/cgi-bin/passFile.cgi?FILE=data/pj/pjpc>世界のポリカーボネート新増設計画
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