2017年04月13日
NEDO、2030年のエネルギーミックス実証へ
【カテゴリー】:行政/団体
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は13日、東京電力グループを通じて、2030年のエネルギーミックス(電源構成)を模擬した実証試験を4月14日に東京都の新島と式根島で開始すると発表した。風力発電などの再生可能エネルギーの大量導入に向けた技術的課題とその解決策を得るのが狙い。

具体的には、2030年頃に想定される電力需要と、それに対する再生可能エネルギーの発電量割合(22~24%と想定)を模擬し電力系統の安定運用野ための技術を開発する。両島はとくに風況に恵まれているところから、風力発電比率を高く設計し、天候による影響や強風時の発電停止に備えた技術の開発に取り組む。