2017年04月20日 |
我が国のエチレン能力615万トン、43万トン減 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経産省素材産業課は20日、2016年末時点の我が国主要石油化学製品の生産能力調査結果を発表した。 エチレンをはじめ、ポリエチレン、ポリプロ、スチレン、塩ビ、合成ゴム、BTXなど17品目を対象にメーカー別に生産能力を調べた。1年以内に再開予定のない休止設備は生産能力から除いた。調査は毎年同時期にローリング実施しており前年と比較できるようになっている。 調査した17品目のうち、能力に変動があったのは、エチレン、低密度ポリエチレン、スチレンモノマー、合成ゴム、ベンゼン、キシレンの6品目。あとのポリプロ、ポリスチレン、塩ビ樹脂など11品目は前年と変わらなかった。 エチレンプラントは昨年、水島地区の統合で旭化成のプラントが休止し、年産658万8000トンから615万5000トンへと43万3000トン(定修実施年)減少した。3年前(2013年)の721万トンからは105万5000トン縮小した。この間に住友化学、三菱化学、旭化成と3年連続で1基ずつ停止してきた。 (注)「生産能力」調査結果はニュースリリースにあります。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1492654540.pdf |