2017年04月20日 |
宇部興産、伊佐セメント工場で排熱発電 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:宇部興産 |
宇部興産は20日、伊佐セメント工場(山口県美弥市)に排熱発電設備(発電能力1万4000Kw)の設置を決めたと発表した。2020年1月稼働開始の予定。2015年稼働の苅田セメント工場(福岡県苅田町)に次いで2例目となる。 排熱発電とはセメント製造工程で排出される熱を利用した発電方式。セメントの主要原料であるクリンカーは、石灰石などの原料を1,450℃のロータリーキルで焼成して製造する。発電設備ではキルンに投入する前の原料を予熱するためのプレヒーターと、でき上がったクリンカーを急冷するためのクリンカークーラーの排熱を利用して高効率で発電する。化石燃料の使用を抑えることで、年間5万トンのCO2削減を見込む。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1492661932.pdf |