2017年05月08日
BASF・第1四半期好調、売上高169億ユーロ 19%増
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:BASF

BASFジャパンは8日、17年第1四半期のBASFの業績について、売上高、利益とも前年同期を大幅に上回り好調だったと発表した。
売上高は169億ユーロ(19%増)で販売数量は8%伸長した。特別項目控除前営業利益は25億ユーロ(29%増)で、うち化学品部門が20億ユーロを占めた。販売価格の上昇が顕著だった。為替もプラス効果を生んだ。16年12月にアルベーマール社から買収したシェメタル社も増収に貢献した。地域別に見ると、とくにアジア太平洋地域で売上高と利益が大幅増加した。昨年10月、本社工場(ドイツ・ルートヴィッヒスハーフェン)のノースハーバーで発生した事故では、利益にマイナスの影響が出たが、その後の保険金の受け取りにより相殺することができた。
17年度も引き続き増収益を見込む。

■第1四半期の部門別売上高と特別項目控除前営業利益(カッコ内)は以下の通り。単位:ユーロ
・化学品部門   :41億(9億5800万)
・高性能製品部門 :43億(5億1500万)
・機能性材料部門 :52億(5億3100万)
・農業関連製品部門:19億(5億3300万)
・石油・ガス部門 :8億2900万(1億7000万)
・その他     :6億100万(△2億5000万)


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1494216636.pdf