2017年05月08日 |
田辺三菱、ALS治療薬で米国FDAの承認取得 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:田辺三菱製薬 |
田辺三菱製薬は8日、米国食品医薬品局(FDA)から「ラジカヴァ」(一般名:エダラボン)についてALS(筋委縮性側索硬化症)を適応症とする承認を取得したと発表した。米国の販売子会社であるMTファーマ アメリカを通じて販売する。 ALSは、運動神経が選択的に変性・消失し、四股、顔、呼吸筋等の全身の筋力低下と筋委縮が進行する原因不明の神経変性疾患。米国では毎年、5000-6000人がALSと診断されている。初期症状が微細なため、確定診断されるまでに12-14カ月かかることもある。 今回のFDA承認は、同社が中期経営計画で掲げる米国事業展開の第一歩となる。 ニュースリリース参照 http://www.mt-pharma.co.jp/release/nr/2017/pdf/MTPC170508.pdf |