2017年05月09日 |
帝人・営業益565億円、薬価改定など響く |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:帝人 |
帝人が9日発表した17年3月期連結決算は、営業利益が前年同期比15.8%減益の565億円だった。ポリカーボネート樹脂は堅調で中国、日本の再生産拠点が高稼働を維持した。炭素繊維事業も順調に推移。ポリエステル繊維の構造改革も寄与したが、為替要因や薬価改定、新薬導入費用などの影響を受けた。純利益は米国在宅医療事業からの撤退に伴う税効果会計適用により税金費用が減少したため大幅増益となった。 【帝人・17年3月期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比% ◇売上高 741,291 (△6.3) ◇営業利益 56,512 (△15.8) ◇経常利益 55,933 (△7.3) ◇当期純利益 50,133 (61.3) ◇1株当たり純利益 254.91円(158.15円) <2018年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 855,000 (15.3) ◇営業利益 62,000 (9.7) ◇経常利益 63,000 (12.6) ◇当期純利益 42,000 (△16.2) ◇1株当たり純利益 213.56円 |