2017年05月16日 |
住友化学・営業益18%減、最終益は5%増855億円 |
【カテゴリー】:人事/決算 【関連企業・団体】:住友化学 |
住友化学が16日発表した17年3月期連結決算は、最終利益が前期比4.9%増の855億円だった。営業利益は1,343億円で18%の減益。石油化学部門が千葉工場の再構築による出荷減や市況下落の影響を受けた。偏光フィルムやタッチセンサーパネルは出荷は増加したが販売価格が下落、円高も重荷となった。飼料添加物メチオニンは市況下落で減収益。医薬品は北米で抗精神病薬ラツーダを中心に販売が拡大した。海外ではシンガポール(PCS)は好調な業績が続いた。サウジ・ラービグは定修明け後の出荷増により業績に改善が見られた。 【住友化学・17年3月期(連結)業績】単位:百万円 ( )前年同期比% ◇売上高 1,954,283(△11.9) ◇営業利益 134,336 (△27.8) ◇経常利益 166,632 (△20.0) ◇当期純利益 85,482 (△34.6) ◇1株当たり純利益 52.31円 (49.84円) <2018年3月期・通期(連結)予想> ◇売上高 2,190,000 (12.1) ◇営業利益 165,000 (22.8) ◇経常利益 185,000 (11.0) ◇当期純利益 100,000 (17.0) ◇1株当たり純利益 61.19円 |