2017年05月31日 |
プラ循環協、プラ製食品容器包装のLCA調査結果を公表 |
【カテゴリー】:環境/安全 【関連企業・団体】:プラスチック循環利用協会 |
プラスチック循環利用協会(プラ循環協)は31日、プラスチック製容器包装製品について、使用段階を含めたLCA(ライフサイクルアセスメント)全体での環境負荷削減効果を解析した「プラスチック製食品容器包装に関するLCA調査結果」を公表した。 今回の調査は、プラ製食品容器包装(OPPフィルム=二軸延伸ポリプロプピレンフィルム、OPP製MA包装)による生鮮食品(ホウレンソウ、エダマメ)の品質効果を評価した。 それによると、MA包装、OPPフィルムによるプラ製食品容器包装は、エダマメおよびホウレンソウのいずれにつても、総じて良好な品質維持効果を示したが、良好な順はMA包装、OPPフィルム包装だった。また、MA包装およびOPPフィルム包装のいずれも、フィルム無包装と比較して良好な環境負荷削減効果を示した。プラ製容器が食品の品質保持と環境負荷低減の2つの面で効果を見せたことになる。 |