2017年05月31日 |
4月の石油統計、燃料油販売 5カ月連続前年比減 |
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品 【関連企業・団体】:資源エネルギー庁 |
資源エネルギー庁は31日、4月の石油統計速報を発表した。 原油輸入量は1,684万Klで前年同月比101.8%と3カ月ぶりに前年を上回った。 原油輸入量を多い順にみると、 (1)サウジアラビア 661万kl(前年同月比97.4%) (2)アラブ首長国連邦 397万kl(同124.0%) (3)クウェート 123万kl(同89.5%) (4)カタール 118万kl(同69.3%) (5)ロシア 105万kl(同89.9%)だった。 同月の中東依存度は84.0%で前年同月に比べて3.06ポイント減と3カ月ぶりに前年を下回った。 燃料油の生産は1,376万kl、前年同月比93.0%と3カ月連続前年を下回った。 国内販売は1,392万klで前年同月比97.7%と5カ月連続して前年を下回った。油種別に見ると、ジェット燃料油、灯油および軽油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、A重油およびB・C重油は下回った。 <4月のナフサ需給> 単位:KL ( )前年同月比% ・月初在庫 1,408,275 ・生産 1,331,993(79.1) ・輸入 2,645,946(128.6) ・販売 3,783,386(97.0) ・輸出 3,422(ー) ・月末在庫 1,503,021(102.1) |