2017年06月02日 | |
越智・三菱ケミHD社長「米国のパリ協定離脱、残念」 | |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:三菱ケミカルホールディングス |
|
三菱ケミカルホールディングスの越智仁社長は2日、米国のパリ協定離脱決定について「極めてて残念と言わざるを得ない」としたあと「中国が協定履行を表明していることは意義深い」と、中国の姿勢を評価するコメントを発表した。日本政府の今後の対応については「日本は、欧州、中国等と連携をとりながら、気候変動問題など世界が直面する危機の解決に向けて、中心となって推進役を果たして欲しい」と要望した。 越智社長のコメント(全文)、以下の通り。 【米国のパリ協定離脱決定について】 米国のパリ協定離脱は極めて残念と言わざるを得ないが、その中でGHG排出大国である中国が協定を履行していく意思を表明していることは意義深い。日本は欧州、中国等と連携をとりながら、持続可能な社会の発展のために、気候変動問題等世界が直面する危機の解決に向けて、中心となって推進役を果たすべきである。また、政府は米国に対して協定への復帰を粘り強く説得して欲しい。 2017年6月2日 株式会社三菱ケミカルホールディングス 代表執行役社長 越智 仁 |