工場外観

日本ゼオンは7日、子会社のゼオン化成（本社：東京都千代田区、大島正義社長）がメキシコに塩ビ樹脂（PVC）を原料とするパウダースラッシュ材料（PSC）第1期年産1,200トン工場を完成し、稼働開始したと発表した。

工場はメキシコ国内でも日系、欧米系自動車メーカーの多いサンルイスポトシ市の工業団地に立地。自動車内装材用として需要伸長が著しいPVC/パウダースラッシュ材料の生産を開始した。拡大する北米、メキシコの自動車生産に地産地消体制で対応していく方針で、引き続き第2期計画として2,400トンに倍増する予定だ。
国内の茨城工場、海外では中国の常熟工場に続きメキシコ工場の完成で3拠点体制となった。さらに欧州にも拠点構築を検討中だ。


ニュースリリース
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1496815418.pdf

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