2017年06月08日 |
デンカ生研「マイコプラズマ抗原キット」7月発売 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:デンカ生研 |
デンカのグループ会社、デンカ生研(本社:東京都中央区、綾部光邦社長)は8日、新たにマイコプラズマ抗原キット「クイックナビーマイコプラズマ」を7月12日に発売すると発表した。 異型肺炎の一種であるマイコプラズマ肺炎は、5歳から14歳に発症頻度の高い感染症で、特定の抗生物質による治療が必要となる。だが、初期症状はせきや発熱など風邪に似ており識別が困難な場合が多く、二次感染予防のためにも適切・迅速な診断が求められている。 デンカ生研が発売する「クイックナビーマイコプラズマ」は、咽頭から採取した検体中のマイコプラズマ抗原の検出を目的としたイムノクロマト法試薬で、採取から15分と短時間で判定できる。遺伝子検査法のLAMP法と比較して、陽性一致率が81.4%、陰性一致率は100%と高いことも確認された。 製造販売元はデンカ生研、販売元は大塚製薬。 包装単位は10回用で、希望小売価格は15,000円(税別)。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1496904850.pdf |