2017年06月16日 |
古河電工モーター用CNT電線 環境省プロジェクト採択 |
【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:古河電工 |
古河電工は16日、同社が提案した「交通低炭素化のための超高性能モータ用カーボンナノチューブ(CNT)電線の開発」テーマが環境省の「2017年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」に採択されたと発表した。 これにより今後はCNTの電線化による移動体モータへの応用可能性を共同実施者である産業技術総合研究所および信州大学カーボン科学研究所と実証する。 CNT電線でモータを従来よりも小型軽量化できれば、インホイールモータの実用化につながり、CO2削減、省エネ効果に加えて、社内空間の拡大や自動運転の高度化など交通面で快適性や安全性の向上が期待できる。 同社は引き続きCNTが持つ高強度、超軽量、耐環境特性などの特性を生かし電線の軽量化や低損失化など省エネルギー社会実現に貢献していく方針だ。 |