2017年06月20日 |
旭硝子、フィリピンの建築用ガラス子会社売却 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:旭硝子 |
旭硝子は20日、フィリピンの建築用ガラス事業子会社である、AGCフラットガラス・フィリピン社(AGPH)の株式持分(100%)全てを現地ガラス会社のTQMP Glass Manufacturing社(本社:フィリピン)に今年12月末までに売却すると発表した。同国独禁政策当局の承認が前提。連結業績への影響は軽微。 旭硝子は1988年、フィリピンの建築用ガラス事業会社(AGPHの前身)に持分49%で資本参加した。その後出資比率を100%に引き上げ、社名もAGPHと変更し旭硝子グループ企業として展開してきたが、フィリピン国内の販売競争が激しくこの数年業績悪化が続いていた。同国内の建築用ガラス製造からは撤退するが、今後は、他拠点で生産した高品質ガラス・高機能加工製品の販売を強化する。 【AGCフラットガラス・フィリピン社(AGPH)の概要】 ◇本社・工場:フィリピン・パシグ市 ◇代表者 :小藤田洋成 ◇資本金 :53.3億フィリピンペソ(旭硝子100%) ◇売上高 :23.1億ペソ(16年12月期) ◇設立 :1988年 ◇従業員 :465名 |