2017年06月26日 |
大日住友、開発胃がん剤「ナパブカシン」第3相盲検解除 |
【カテゴリー】:ファインケミカル 【関連企業・団体】:大日本住友製薬 |
大日本住友製薬は26日、開発中のがん幹細胞性阻害剤「ナパプカシン」の胃または食道胃接合部腺がん患者を対象にした国際共同フェーズ3試験であるBRIGHTER試験について、事前に計画された中間解析が実施され、その結果に基づいた独立データモニタリング委員会(DSMB)による勧告を受け入れ、同試験の盲検を解除することを決めたと発表した。 これにより同試験は、非盲検下(オープンラベル)で試験実施計画書に定められた評価項目に従い、継続されることになる。DSNBは今回、同剤の安全性上の懸念は認められないものの、主要評価項目である全生存期間の有意な延長を示す見込みは低いと判断した。同社は現在実施中のナパブカシンの結腸直腸対象、膵がん対象試験を継続し、早期の承認取得を目指す。連結業績に与える影響は精査中。 ニュースリリース参照 http://www.ds-pharma.co.jp/ir/news/pdf/ne20170626.pdf |