2017年07月04日
BASF、風力発電向け高耐久性グラウト材上市
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:BASF
「マスターフロー9300」(スコットランド)

BASFジャパンは4日、陸上および洋上風力発電向けに開発した超高強度グラウト材「マスターフロー9000シリーズ」を上市したと発表した。従来グラウト材より風力発電設備からの回転、曲げおよび軸方向からの繰り返し荷重に対する耐性(疲労耐久性)に優れている。

また早強性、最終強度に優れ、高い弾性係数を持つ。低温時でも高温環境下でも優れた流動性を有する。プレミックス製品のため現場で所定量の練り混ぜ水を加えミキサーで均一に練り混ぜればよく、工期短縮が実現できる。今回上市したのは「マスターフロー9500」「同9300」「同9200」の3製品。

同社は7月12日~14日仙台で開催される「コンクリート工学 年次大会2017」併催展示会「コンクリートテクノプラザ」に同製品を出展する。


ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1499137308.pdf