2017年07月07日
アジレント、未知化合物分析に最適な新システム製品開発
【カテゴリー】:新製品/新技術
【関連企業・団体】:アジレント・テクノロジー
「Agilent7250GC/Q-TOFシステム」

アジレント・テクノロジー(本社:東京都八王子市、合田豊治社長)は7日、食品や環境分析、法医学、ライフサイエンス研究などを手がけるラボ向けに新たに高分解能精密質量分析システム「Agilent7250GC/Q-TOFシステム」を開発したと発表した。

同製品は、ガスクロマトグラフィーと新設計の低エネルギーEI(電子イオン化)イオン源搭載の四重極飛行時間型質量分析計を組み合わせたシステムで、ターゲット化合物、ノンターゲット化合物、未知の化合物の分析に適している。

同社では「7250によって、他のテクノロジーでは正確な実行が困難だったGC/MS分析が可能になる。1回の分析で高速スキャンによる高分解能の正確な質量情報を求めるラボに適している」といっている。