2017年07月24日 |
昭電・12月期予想修正、インドネシア特損計上 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:昭和電工 |
昭和電工は24日、インドネシアの持分適用会社であるインドネシア・ケミカル・アルミナ社(ICA)の事業赤字に関連する損失(営業外費用、特別損失)を17年度第2四半期決算に計上するため、前回(4月25日)公表した業績予想を下方修正すると発表した。ICAはインドネシアのアルミナ生産会社で、アンタム社(80%)と昭電(20%)の共同出資。今後の運営についてアンタム社と協議してきたが主張の相違が大きく、合意は困難と判断し第2四半期決算に営業外費用(持分法投資損失)約100億円、特別損失約67億円計167億円を計上することにした。今後はICA全株式を売却する方針だ。通期業績は石油化学、ハードディスク事業などが好調に推移したため売上高、営業利益は前回予想を上回るものの、最終利益は46.9%減益の85億円にとどまる見込み。 【昭和電工・17年12月期上期(連結)予想修正】単位:百万円 ( )前回予想 ◇売上高 376,000(373,000) ◇営業利益 34,000(29,000) ◇経常利益 21,000(24,500) ◇当期純利益 8,500(16,000) ◇1株当たり純利益 59.64円(112.27円) ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1500880438.pdf |