2017年07月25日 |
三井化学、PPコンパウンド 米・アジア3拠点で増強完了 |
【カテゴリー】:経営 【関連企業・団体】:プライムポリマー、三井化学 |
三井化学、プライムポリマーの両社は25日、米国、メキシコ、インドの3拠点で実施していた自動車材PPコンパウンドの生産能力増強工事が相次いで完了し、営業運転を開始したと発表した。 5月にインドで1ラインの増強を終えたのに続き、6月に米国、7月にはメキシコと3拠点で相次いで生産ラインの増設を完了した。 <今回増設完了した3拠点> ・Advanced Composites, Inc.(America) :2ライン (17年6月) ・Advanced Composites Mexicana, S.A. de C.V.(Mexico) :1ライン(17年7月) ・Mitsui Prime Advanced Composites India PVT. LTD. (India) :1ライン(17年5月) 三井化学グループは現在、世界8地域(日本、米国、メキシコ、欧州、タイ、中国、インド、ブラジル)にPPコンパウンドの製造拠点を有しており、生産能力の合計は年産105万トンと世界最大。 新興国を中心に自動車の生産台数が上昇する一方、世界的な環境規制強化に伴う軽量化ニーズもあって、高品質自動車材であるPPコンパウンドの需要は将来的にも伸長が見込まれている。三井化学グループは引き続きグローバル展開を強めていく方針だ。 ニュースリリース http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1500959162.pdf |