2017年07月31日 |
6月鉱工業生産 プラスは化学、プラ製品など12業種 |
【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:経済産業省 |
経済産業省が31日発表した6月の鉱工業指数(2010年=100、季節調整済み)速報値によると、生産は前月比1.6%上昇の101.7、出荷は2.3%上昇の100.5だった。在庫は2.2%低下の108.9となった。 製造工業生産予測調査によると、7月は電子部品、デバイス産業、8月は業務用機械、自動車、情報通信機械工業などが上昇を予測している。基調判断として「生産は持ち直しの動きがみられる」を据え置いた。 6月に生産が上昇した業種は、輸送機械、化学、電気機械、プラスチック製品、通信機械など全15業種のうち12業種。低下したのは電子部品・デバイス、鉄鋼業など3業種だった。 化学工業(除、医薬品)の指数は、生産が前月比3.4%上昇の104.5、出荷1.1%上昇の97.0だった。在庫は1.3%低下の105.2、在庫率は2.4%低下の111.8だった。生産、出荷ともに上昇は2カ月ぶりだった。 プラスチック製品工業は、生産が前月比1.4%上昇の101.1、出荷は0.0%と変わらず99.2となった。在庫は0.5%低下の109.5、在庫率は0.4%上昇の108.3だった。生産、出荷ともは2カ月ぶりの上昇となった。 |